おばけ

唐突ですが、わたしはおばけに
取り憑かれています。
あ、この話のジャンルはホラーでは
ありません。
恋愛です。できれば、ラブコメにしたい。

わたしは昨年の12月に三年付き合っていた彼と別れました。
振られたと言った方が良いかもしれない。
あ、もう泣きそう。

 

理由は仕事が忙しいから
仕事が1番だから 的なことでした。

それを言われた時に
最初に思ったことはやっぱりな!!ほれみろ!!ということ。
少しおかしかったし、いつこうなってもおかしくないなとどこかで
予防線をはっていたのでしょう。

 

この数ヶ月、だいすきな人と付き合ってるのになんでこんなにしんどいのか
苦しいのか、この人と一生を添い遂げられるのか
疑問でいっぱいでした。

だからこうなったときに
なんだかホッとした自分もいたし
結婚できなさそうと思っていた気持ちは
一瞬にして
やっぱりこの人しかいないかも
となりました。

 

でもまぁこの気持ちは
ほんとに運命を感じたのか
ただ捨てられるのが寂しくて思ったのか
いまはわかりません。

 

ここで本題。
おばけのはなし。
これはたとえでありまして、
ああしてればこうしてれば
をたくさん考えてしまうわけです。
取り憑かれている。
だからわたしは
ああしてればこうしてればおばけ
と呼んでいます。
なんかそのほうが可愛いし愛着わくしね、
わいたらダメだね。


友人に話すと
みんな優しいから
相手が悪い!とわたし以上に
怒ってくれるんですよね。
でも、まだ好きな人だし
悪く言われるのは辛いし
わたしにだってダメなところはいっぱいあったと。

 

きっとお互いの心の余裕がなくて
わたしもおかしくなってました。

連絡を返して!誰といるの!わたしのこと好きじゃないの!
今考えればわたしの好きは
ただの好きではなく依存に変わってたんですよね。
だから相手のことよりも
わたしが1番になっていたのではと。

 

 

わたしが彼といたかった理由は
幸せにして欲しかったではなく
幸せにしてあげたかったからです。
辛いことも一緒に乗り越えて
楽しいときも苦しいときも
1番そばにいたかった、
それを乗り越えて
はぁしあわせ〜〜という喜びを
一緒に噛み締めたかったんです。

 

でもきっと
そんなことを叶えてあげられるキャパは
まだなかったんでしょうね。

 

もっとあのときああしてれば
もっとあのときこうしてれば

おばけはなかなか離れてくれませんが
いつか依存ではなく
お互いがしっかり地に足つけて
支えていけるように
成長したいです。

 

未練タラタラな
おばけのお話でした。

 

まったくコメディにならん。